浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督(47)が3日、オンライン取材に対応した。前日2日にオーバーワークを考慮され、日本代表から離脱することが発表されたDF酒井宏樹(31)について問われると「浦和に来てからも、連戦の中でたくさんの試合に出てくれました。彼は去年のヨーロッパ1シーズン戦って、五輪に行き、さらに日本のリーグに出続けていた。少し休むことが彼にとって、いいことかもしれない」と話した。

酒井は今夏、フランス1部マルセイユから浦和に加入。フランスでフルシーズンを戦い終えた後、すぐに東京五輪にオーバーエージ(OA)として参加。5試合に出場し、ベスト4に貢献した。休む間もなく、浦和でも試合に出続け、今回の代表に招集された。前日のオマーンとのアジア最終予選も、フル出場していた。誰よりも、ハードなスケジュールをこなしてきた。

ロドリゲス監督は「今後のカップ戦の結果次第にはなるが、スケジュールは非常にタイトなものになる。彼は今、1・5シーズン戦い続けている。フィジカルもそうだが、メンタルの部分の疲労もある。マネジメントが必要」と話した。