ジュビロ磐田は3-1でジェフ千葉を下し、2連勝した。

前半は、前節松本戦で4得点を挙げた攻撃陣が相手の堅守に苦戦。攻めあぐねると、前半ロスタイムに失点した。カウンターからPKを献上。前半終了間際に先制点を許し、1点ビハインドで折り返した。

前節でMF山田大記(32)とMF松本昌也(26)が負傷交代。この日、先発2人を入れ替えた鈴木政一監督(66)は「チームとして100%の力を出して結果がついてくる」と、代わって入る選手の奮起に期待していた。後半20分、相手DFのミスからDF小川大貴(29)が左足で同点弾。2試合ぶりに先発復帰した小川大の25試合ぶりゴールで追いついた。

終盤のエースの2得点で勝負を決めた。同39分、左クロスをFWルキアン(29)が右足で押し込み、勝ち越し。同ロスタイムにもダメ押しゴールを挙げ、今季4度目となる逆転勝ち。首位を守った。

 

▽磐田の鈴木監督 先制されても慌てずに自分たちのサッカーをやりきれた。毎試合毎試合勝ち点3を取ることが目標。その中でチームが成長していけるようにやっていきたい。

▽同点ゴールを挙げたDF小川大 チームに勢いをもたらすゴールを挙げられたことはよかった。先制されても逆転できたことは自信につながる。

▽2得点を挙げたFWルキアン チームが同じ目標に向かってプレーしている中で生まれたゴール。毎試合難しい試合になることは分かっている。先制されても自分たちのサッカーを貫けた。