清水エスパルスは1-2でサガン鳥栖に敗れ、最近リーグ8戦勝ちなし(4分け4敗)となった。

FWチアゴ・サンタナ(28)が2試合連続ゴール決めるも、空砲に終わった。来季加入が内定している特別指定のDF山原怜音(れおん、22=筑波大4年)が左サイドバックで先発。Jリーグデビューを飾った。

またしても白星をつかめなかった。元清水の鳥栖MF白崎凌兵に先制点を奪われたが、サンタナが試合を振り出しに戻した。後半20分、エリア外から左足を一閃(いっせん)。今季9点目を決めた。勝ち越しの期待も高まったが、一瞬で状況は暗転した。同29分、直接FKを沈められて万事休す。今季12敗目を喫した。

次節は18日、降格圏の暫定19位に沈むベガルタ仙台とホームで対戦(アイスタ、午後7時)する。6月のアウェー戦では3-2で勝利。残留のためには、勝ち点3以外は許されない。