アルビレックス新潟レディース(L)はアウェーで大宮と対戦し、1-1で引き分けた。

前半7分、FW道上彩花(27)が先制ゴールを決め1-0で前半を折り返した。追加点を狙うも、後半5分にフリーキックから同点を許した。リーグ初勝利とはならなかったが、敵地で貴重な勝ち点1を獲得した。次節(26日)はホームで埼玉と対戦する。

道上のゴールでアウェーで貴重な勝ち点1を奪った。0-0の前半7分、DF北川ひかる(24)の左サイドからのクロスをゴール前で待ち受け、左足で合わせゴールに流し込んだ。道上は「良いボールが来て、触るだけだった。8割は北川選手のおかげ」と息の合ったプレーをみせた。

1-0から2-0へと向かう姿勢で望んだ後半。わずか5分だった。フリーキックから同点を許した。GK平尾知佳(24)は「味方の足にあたり、動いてはいたが起き上がりが遅かった」と不運なゴールを振り返った。それでもスーパーセーブを見せるなど、守備陣も前節よりも粘りのプレーをみせ、その後は失点を与えなかった。

道上は「アウェーでの勝ち点1は大きい。プラスにとらえ、次節ホームで勝てるようにチーム一丸となって頑張りたい」。次節、ホーム埼玉戦に向け前向きな姿勢を見せた。【飯嶋聡美】