ヴィッセル神戸は元日本代表FW武藤嘉紀(29)の移籍後初ゴール、さらにDF大崎玲央(30)の追加点で快勝した。2試合連続完封で2連勝、再び3位に浮上した。試合後の三浦淳寛監督(47)との主な一問一答は次の通り。
-試合の総括
三浦監督 アウェーでも勝ち点3は目標だったので、選手は頑張ってくれた。練習の中でも攻撃の時、どうやってボールを前進させるか、サポートするかなどを意識しながらやっていた。特に前半は守備でもアグレッシブにできたと思う。
-武藤、大迫は
三浦監督 大迫のアシスト、さらにいえば武藤がしっかりあそこで決めきる。2人の力はアピールできていたし、武藤は(けがをしている右)足があまりよくないのに結果を出し、感謝しかない。
-イニエスタは前半だけで交代した
三浦監督 今日は何度もピッチ上でファウルを受けていたし、そこは少し気になるという話があったので、ハーフタイムで交代した。
-最後は5バック気味に守って2試合連続完封
三浦監督 選手の意識で、ここは守り切るんだと意思統一ができた。やはり失点したら相手は勢いに乗るし、そこは0で抑える意識が浸透している。
-けがのMF山口が2試合連続で欠場し、本来はセンターバックの大崎が連続でボランチで先発した
三浦監督 今日に関しては前線が圧力をかけていく中で、チームとしてはコンパクトにいきたいと。やはりDFの選手は守りたいという意識は高いが、そうではなく、後ろに下がるのではなく、前にどんどん押し出していくという意味では、レオ(大崎)もいいプレーをした。
-その大崎が追加点を挙げた
三浦監督 いま、控室でも(選手らは)大騒ぎしていたが、(大崎は通算で)J1で2得点目。彼はいいプレーをして、みんなに祝福されてよかったんじゃないですか。