首位川崎フロンターレは4位ヴィッセル神戸に逆転勝ちした。これで3戦連続の逆転勝利と、勝負強さを見せている。

前半13分、神戸FW大迫が相手DFの裏をとると、MFイニエスタがハーフライン手前から浮き球パスを供給。大迫は相手DFをかわして逆サイドに走り込んだFW武藤にパスを送り、武藤がこれを左足で合わせて先制点を決めた。武藤は2戦連続のゴール。

川崎Fは前半、神戸の素早いプレッシャーに苦戦して思うように試合を運べなかったが、後半立ち上がりに猛攻を仕掛けた。8分にはFWマルシーニョの突破でPKを獲得し、MF家長がこれを狙ったが左ポストに阻まれた。続く10分にはDF山根の右クロスが相手DFの手に当たり、またしてもPKを獲得。今度はFWレアンドロ・ダミアンが正面に蹴り込んで、川崎Fが同点に追いついた。

勢いに乗る川崎Fは27分、右サイドでボールを奪ったDF山根がもち上がりクロスを送ったが、これがクリアを試みた神戸DFフェルマーレンの足に当たってゴールに吸い込まれ、思わぬ形で勝ち越しに成功した。

後半40分にはPK失敗を取り返す家長のゴールも生まれ、終わってみれば川崎Fが快勝した。