日本勢で唯一、勝ち残っていた名古屋グランパスも敗退した。

1次リーグでは1勝1分けと負けなしだった浦項スティーラーズと対戦。前半は0-0で終えたが、後半8分に浦項がCKからのこぼれ球を押し込む形でFWイム・サンヒョブが先制ゴール。同25分にもMFイ・スンモに2点目を決められた。さらにロスタイムにもイム・サンヒョブがとどめの3点目を決めた。

マッシモ・フィッカデンティ監督(53)は「前半は素晴らしい内容の中で決定的なチャンスを生かせなかった。そのまま後半もうまくいかないのがサッカーとあらためて教えられた。何かしっくりこないまま、試合が流れた。最後にこういう形になったのは残念。こういう去り方はさせたくなかった」と振り返った。