サンフレッチェ広島は26日、城福浩監督(60)が退任したと発表した。城福監督は25日付ですでに退任し、この日の練習から今季終了まで、沢田謙太郎ヘッドコーチ(51)が指揮をとることも決まった。

城福監督は18年から広島で指揮をとり、就任初年の18年にリーグ2位。今季はここまで、33試合で11勝12分け10敗の10位と振るっていない。J1通算135試合で56勝37分け42敗。沢田氏は昨年からトップチームのヘッドコーチを務めていた。

2人のコメントは以下の通り。

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城福氏 このたび、サンフレッチェ広島の監督を退任することになりました。約4年間、良いときも苦しいときもありましたが、常にチーム一丸となって戦う姿勢を貫いてくれた選手、スタッフ、そしてどんなときでも心強いサポート、温かい応援をしてくださったファミリーの方々に深く感謝申し上げます。

今年、積み上げてきた成果を残り5試合ファミリーの皆さんにお見せしたい、そして喜びを分かち合いたいと思っていましたので、シーズン最後まで一緒に戦うことができなくなったことは無念ではありますが、来年以降、チームがさらなる高みにいくこと、そして来る新スタジアムでのシーズンで優勝を争うチームになることを信じております。

4年間、本当にありがとうございました。

沢田氏 今回、このような状況になったのもヘッドコーチである自分が城福監督を助けることができず、もっともっと何かできたのではないかと悔いが残っています。

監督を任された以上、残り5試合は責任と覚悟を持ち、持てるモノをすべて選手に伝え、少しでもチームが良くなるように全力を尽くします。