首位ジュビロ磐田は1-0でアルビレックス新潟を下し、来季のJ1昇格に条件付きで王手をかけた。前半は攻撃の精彩を欠き、無得点だったが、後半19分にFWルキアン(30)がヘディングで決勝点。前節累積警告で出場停止だった点取り屋がチームを2連勝に導いた。
戻ってきたエースは頼もしかった。後半19分、ワンチャンスを仕留めた。「必ずチャンスはくると思っていた」。FKの流れから右サイドを崩し、MF遠藤保仁(41)が中央へクロス。ふわりと上がったボールを頭で合わせた。DF2人のマークをはじき飛ばしてゴール左に決勝点。「力で勝つことができた」と、自慢のパワーを見せつけた。
ピッチに立てなかった前節、チームは後半ロスタイムに決勝点を挙げる劇的勝利を挙げた。ルキアンは「絶対勝ってくれると思っていた」。エース不在のピッチを一丸で乗り切り、この日は復帰したエースがチームを勝利に導いた。
14試合連続負けなしのクラブ新記録を打ち立て、7日の次節で、2位京都との首位攻防戦を迎える。勝てば、3位長崎の結果次第で来季J1昇格が決まる大一番だ。遠藤は「まずは目の前の試合に集中したい」と言った。浮かれずに、勝利だけを目指す。【神谷亮磨】
◆磐田が次節で来季J1昇格を決める条件 勝ち点80で首位の磐田は7日の京都戦で勝ち、勝ち点68の3位長崎が引き分け以下でJ1自動昇格圏内の2位以内が確定する。引き分けた場合でも長崎が敗れ、勝ち点67の4位甲府が引き分ければ、4試合を残して昇格が決まる。磐田が敗れると、次節での昇格は決まらない。



