川崎フロンターレは浦和レッズと引き分けたが、同時刻キックオフで開催された2位横浜F・マリノス-ガンバ大阪で横浜が敗れたため、2年連続で4試合を残してのJ1制覇を決めた。

優勝が決まると、FW旗手怜央(23)は歓喜の輪の中で1人号泣。ユニホームで何度も顔を拭い、苦しいシーズンに勝ち取った優勝の感慨に浸った。

MF三笘薫(24=サンジロワーズ)とMF田中碧(23=デュッセルドルフ)の移籍後、勝てない試合が続いた時には、チームを背負う重圧からベンチで涙を流したこともあったが、この日はうれし涙があふれた。セレモニーでは三笘の18番のユニホームを着用して、シーズン途中までともに戦った仲間とも優勝の喜びを分かち合った。

試合後、旗手はインスタグラムで「みんなで取ったタイトル! 最高です! たくさんの応援ありがとうございました」と優勝を報告。この投稿に田中が「泣きすぎじゃね?笑」「オリンピックですら泣いてなかったやん」、三笘も「泣きすぎ。笑」とコメントするなど、あまりの号泣ぶりをイジられていた。