J2アルビレックス新潟のFW谷口海斗(26)が勝利につながるゴールを奪う。オフ明けの10日は、次節13日のホーム愛媛FC戦へ向け、聖籠町での練習に参加した。チームは5試合白星から遠ざかるが、いい形でシーズンを締めくくりたい。ここまでチームトップの13得点を挙げるストライカーはどんな状況でも背中を押してくれるサポーターに感謝する。残り4試合も全力でピッチに立つ。
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エースが熱い気持ちと強烈なシュートで6試合ぶり勝利に導く。強風の中で行われたこの日の練習。谷口は強烈なスプリント力でパサーを追い抜き、果敢にゴールに迫った。「サッカーの醍醐味(だいごみ)はやっぱりゴール。貪欲にシュートシーンに絡み、サポーターに勝利を届けたい」と愛媛戦へ並々ならぬ覚悟を示した。
J3、J2とステップアップしてきた谷口のゴールへの嗅覚は研ぎ澄まされる。前節7日の松本戦(1△1)。0-1で迎えた後半8分、MF高木のFKのこぼれ球に反応すると左足でダイレクトシュート。左ポストに当たったところを最後はFW高沢が押し込み、ドローに持ち込んだ。「誰よりも速くボールに近づくことは意識しているし、GKに触られなければ何かが起こると思った。あとは自分のゴールが足りなかった」。
J2初挑戦ながら奪ったゴール数は13。得点ランク5位につけ、日本人トップ東京VのFW小池に2と迫るが「記録が残ることはうれしいが、勝利につながるゴールがもっと欲しい」と言う。チームは第30節東京V戦(9月19日、3-1)を最後に複数得点を奪えておらず、FWとして責任を感じている。「前半から積極的にゴール前に迫りたい」。残り4試合、エースが果敢にゴールに襲いかかる。【小林忠】



