第100回の全国高校サッカー選手権の開会式が行われ、選手宣誓は高川学園(山口)の奥野奨太主将(3年)が務めた。
【スコア速報】第100回全国高校サッカー選手権>
スピーチではコロナ禍での開催に感謝し、100回大会を戦う覚悟を語った。「先輩方から受け継いだこのバトンを後輩たちへつなげ、明日へ、そして未来へ、全ての選手とともに、アフターコロナ、新時代を切り開くゴールを決めるため、全てのプレーに正々堂々と全力を尽くし、日本サッカー界の伝統に、選手権の歴史に、新たな1ページを書き記すことを、ここに誓います」。途中言葉に詰まる場面もあったが見事に立て直し、スピーチは3分半を超える熱いものになった。
壇上に上がった奥野の左膝には、テーピングが施されていた。実は約1週間前の試合中に、全治5カ月の大けがを負い、今大会出場は絶望的となっていた。「自分は選手としては出場することはできないんですけど、チームへ今何ができるかということを考えて、少しでもチームが勝てるように頑張っていきたい」。初戦は29日の星稜(石川)戦。熱い思いを仲間たちに託した。
新国立競技場では初めてとなる選手宣誓をしっかり務め上げた。「今までに立ったことがないような広さで、率直に感激した。ここで立つことができて本当に光栄だなと思いました」。プレーはできなくても、力強い言葉を確かに残した。



