前回大会ベスト8の堀越(東京A)が、背番号10のMF古沢希竜(3年)の2得点で高知に競り勝った。

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前半4分、右サイドの角度のない場所から右足を振り抜き先制。前半20分には、カウンターから右足でネットを揺らした。前回大会は2年生で主力として出場したが無得点に終わっていた。「シュートチャンスをものにできなかった。去年の大会を見返すたびに悔しいなと。今年は全国で絶対に点を決めようと、努力してきた。努力は裏切らないなと」と振り返った。

当たり負けしない体づくりを掲げ、自宅にベンチプレス、懸垂器具、上半身を鍛える器具をそろえ「ジム」をつくった。週に3回は筋力トレーニングに励んだ。体重も3キロ増えた。地道なトレーニングも「去年の悔しさがあったからこそやり続けられる」と振り返る。

ピッチ内の練習では、少ないチャンスを決めきることを意識した。この日はシュート2本で2得点。練習の成果を発揮した。

背番号「10」は3学年上の兄柊磨さんも背負った番号だ。エース番号を受け継いだ弟は「前回の選手権では、背番号10番の活躍で、ベスト8に入った。今年の10番は大したことないと言われたくなかった。今年も10番はやるなというプレーが出来てよかった」とエースの責任を口にした。

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