前橋育英(群馬)は鹿島学園(茨城)に競り勝った。
【スコア速報】第100回全国高校サッカー選手権>
前半は前橋育英が攻め込む時間帯が長かったが、鹿島学園がブロックを敷いてしっかりと守った。前橋育英は前半終了間際に、初戦ハットトリックのエースFW守屋練太郎(3年)が負傷交代するアクシデントがあり、代わってFW高足善(2年)がピッチに立った。
試合が動いたのは、後半17分。158センチの前橋育英FW高足が、右クロスにダイビングヘッドで合わせて先制した。
一方の鹿島学園も、後半22分にMF林結人(2年)が左サイド角度のないところからゴールを決めて、同点に追いついた。
ただ、前橋育英が意地を見せた。後半39分、再び右クロスから、GKがはじいたこぼれ球を最後はFW高足が決めて再び突き放した。
2年生FW高足の2得点で、前橋育英は準々決勝進出を決めた。