鹿島アントラーズは4日、ホーム開幕戦となる2月26日の川崎フロンターレ戦で、クラブ史上初の試みとして、2階席の全席無料招待(先着1万6000人)の特別企画を実施することを発表した。また、ファミリー結束の象徴として、先着3万人にオリジナルのラバーバンドを配布する。

川崎F戦はスタジアム収容人数100%(約3万7000人)での開催を予定。収容制限なしのホームゲームは19年の最終節以来だ。鹿島と王者・川崎F戦は注目の「ゴールドカード」だが、満員のスタジアムを取り戻し、サポーターたちの声援が、鹿島イレブンの「打倒王者」を後押しできるように企画された。

鹿島はリーグ戦に限れば、15年8月の勝利を最後に、6シーズン(12試合)、川崎Fから勝利を奪えていない。今季のスローガンは「Football Dream-いどむ」。深紅に染まったスタジアムで、サポーターの最大限の後押しを受け、昨季の王者に挑むことになりそうだ。