横浜F・マリノスは28日、プロ野球の横浜DeNAベイスターズと共同会見を開いて、両チームのクラブ創設30周年記念事業について発表した。

同じ横浜に本拠地を構える両チームは今年、ともに30周年を迎える。これを記念して、サッカーと野球でデザインを統一した記念ユニホームを作成。マリノスは6月25日の柏戦で、DeNAは同28日~30日の阪神戦で、それぞれ記念ユニホームを着用する。

会見には両クラブOBの栗原勇蔵氏(38)、荒波翔氏(36)が登場した。2人は同じ中学校の2学年違いで、当時から互いの存在を認識しており、プロ入り後も食事に行くなど交流があるという。

引退した今はクラブOBとして、それぞれサッカー界、野球界を盛り上げる存在となった。栗原氏は「生まれも育ちも横浜。小さい頃からベイスターズとマリノスのファンだったのでうれしい」。荒波氏は「(両クラブは)今まで交わりそうで交わらなかった。これをきっかけに、いろんなことに挑戦するのを見たい」と話した。