J2大宮アルディージャは15日、新たにフットボール本部長に就任した原博実氏（63）のオンライン就任会見を行った。

大宮は今季9試合を終えて0勝3分け6敗の最下位。日本サッカー協会（JFA）の技術委員長やJリーグの副理事長などを歴任してきた原氏に、再建が託された。

 

原フットボール本部長の主な一問一答は以下の通り

－原氏から見て低迷している要因は

まだ入って4日、練習見たのは3回。練習を見たり選手たちと話したりしても、おとなしい選手が多いかなと思う。練習で味方に要求したり、お互いが要求し合う場面がやっぱり少ない。勝ってないからというのもあるが、ここの練習場の環境考えた時に、ものすごく恵まれていると思う。当たり前と思っている選手が多いかなと。ポテンシャルをうまく引き出してあげれば、かみ合えば、チームにものすごくポテンシャルがあると今思っている。

 

－霜田監督が作ってきた求めているスタイル、チーム作りの印象は

霜田監督のアグレッシブなサッカー、姿勢は当然リスペクトしている。今はそれがうまく発揮出来ていない。相手陣にいくよりも、きれいにやろうとして、自陣でミスして失点するシーンが圧倒的に多い。そこを変えないとなかなか難しいと、はっきり監督、コーチに話をした。外から見た感じはそうだよと、トライしようというより、ミスしないが最初に来ていると思うと話をした。スタイルとかではなく、明日（の千葉戦）から変えられるかどうか。

システムについては一切言っていない。それは現場に任せるだけ。相手に向かうマインドになるか、うまくいってたらこの成績にはいない。選手だけでなく、監督、コーチも変わることをやっていく。練習も少しずつ変わっていると聞いているので、それが明日出ることを願っている。