ジュビロ磐田はアウェーで鹿島アントラーズに1-3で敗れ、今季初の連勝を逃した。伊藤彰監督(49)は「受け身になってしまった前半の2失点が悔やまれる」と振り返った。

2点を追う後半開始からFWファビアン・ゴンザレス(29)とFW大津祐樹(32)を投入。大津の2得点で逆転勝ちした前節名古屋グランパス戦(2○1)と同様、交代策で状況打開を図った。同26分には、ショートCKからゴンザレスが頭で決めて1点差。追い上げムードが一気に高まった。しかし、同33分に決定的な3点目を失い万事休す。終盤で首位の鹿島相手に2点の劣勢は重すぎた。

5戦ぶりの黒星で今季4敗目を喫したが、下を向いている暇はない。中2日の6日には、敵地で次節セレッソ大阪戦が控える。伊藤監督は「戦術うんぬんではなく、目の前の相手と戦うということがもっと必要。自分たちから積極的に戦えるチームにしていきたい」と話し、顔を上げた。

【詳細スコア】鹿島-磐田はコチラー>