ガンバ大阪FW山見大登(ひろと、22)が、今季初得点となる先制ゴールを決めた。

関学大4年だった昨季、特別指定でG大阪でプレーして、デビュー戦の8月13日清水エスパルス戦でJ1初ゴールを決めていた。それ以来、通算18試合で2ゴール目となった。

「ヘッドで決めたことはなかった。ゴールはゴールなのでうれしかった」

前半33分、FWレアンドロ・ペレイラのクロスを頭で押しこんだ。ゴールラインぎりぎりでの攻防に、一時はノーゴール判定も、その後のVARで覆った。

しかし、後半はセレッソ大阪の猛攻に遭い、逆転負けを許した。「シュート数など相手に圧倒される部分が多く、自分も守備に回ることが多くなった。課題しか見つからない」と悔しさを口にした。

ルヴァン杯を含め、今季3度の大阪ダービーは1分2敗となった。「入場したときのサポーターを見て引き締まった。こういう試合を物にしないと、上には行けない」。今後の巻き返しへ、若き力がまずは1歩を踏み出した。【波部俊之介】

【C大阪ーG大阪】どんな試合だった?ニッカン式詳細スコアでチェックー>