Jリーグは19日、日本野球機構(NPB)との新型コロナ対策連絡会議を行い、7月上旬に行われた声出し応援実証実験の結果について報告した。

ステップ2として行われた今回は、声出し応援エリアにいた観客のコロナ陽性が報告された。6日横浜-広島戦(日産)で11人、東京-札幌戦(味の素)で16人の陽性が分かったが、状況を分析した結果、スタジアム内で感染が広がった様子は見られなかったという。市中感染者の増加にともなったものとみられる。

今回までの結果を踏まえてステップ3の実証実験は、7月30日から8月14日の試合で行われる予定。収容人数や配席などの条件を守れば、会場全体で声出しすることも可能。応援エリアではアルコールの持ち込みは引き続き禁止で、食事は応援開始前やハーフタイムなどに限定される。