連覇を狙う静岡学園が勝利。準決勝は、5日に袋井・エコパスタジアムで行われる。
静岡学園MF高橋隆大(3年)が、準決勝への扉をこじ開けた。0-0で迎えた延長後半2分、ゴール前のこぼれ球に反応。左足を振り抜き、豪快にネットに突き刺した。「最後は『チームを絶対に勝たせる』という気持ちだけで押し込んだ」。エースがもたらした試合終盤の貴重な先制点で、勝負あり。チームは同ロスタイムにも追加点を奪い、富士市立を退けた。
卒業後は、J1G大阪への加入が内定。当然のようにマークは厳しさを増した。この日も、相手の粘り強い守備に苦戦。持ち味のドリブルが消された。それでも「チャンスは必ず来る。そこを仕留めることだけを考えた」。苦境で生きたのは、経験だった。
今季、高校年代最高峰のプレミアリーグでJ下部組織としのぎを削ってきた。「イライラしても良いことはない。年間を通じてやってきたことが生きた」。最後まで冷静さを保ち、値千金の決勝点につなげた。
初戦の東海大静岡翔洋戦(2○1)に続き、接戦を制して臨む準決勝では浜松開誠館と対戦。高橋隆は「相手は強い。チーム一丸で課題を改善して臨みたい」と反省も忘れなかった。連覇まであと2勝。気は緩めない。



