日本文理は大会5連覇を狙う帝京長岡を2-0で撃破し、3大会ぶり決勝進出を決めた。前半9分にMF塩崎温大が先制点を奪うと、後半14分にMF曽根大輝主将(ともに3年)が追加点を決めた。新潟明訓は2-2の延長後半10分にFW佐藤椋輔(3年)が決勝点を決め、北越との接戦を3-2で制した。決勝は13日にデンカビッグスワンスタジアムで行われる。
日本文理が帝京長岡を破り、3大会ぶり決勝進出を決めた。序盤から相手をのみ込むと前半9分にショートカウンターを発動。最後は中央でパスを受けた塩崎が密集地帯から右足を振り抜き、先制点を決めた。「ボールを受けた瞬間にシュートを考えた。相手の股下を狙ったイメージ通りのゴール」と塩崎。1-0の後半14分には相手GKのミスを拾った曽根が左足ミドルでネットを揺らす。終盤は帝京長岡に押し込まれたが、GK日隠レックス海斗(3年)を中心にはね返した。
昨年の準決勝。日本文理は帝京長岡に2点リードも前半で追いつかれ、2-3と逆転されて敗れた。だが今季の北信越プリンスリーグの対戦では1勝1分けと負けなし。全員がハードワークし、球際で強さを発揮する。曽根は「苦手意識はなかった。全員が気持ちを強く持ってプレーできた」と胸を張った。駒沢隆一監督(61)は「悔しさは同じ舞台でなければ晴らせない。よくやってくれた」と選手をねぎらった。
5大会ぶり全国大会出場にあと1勝。曽根は「日本文理の名を全国に広めるためにも絶対に勝つ」と決勝への思いを言葉にした。【小林忠】



