J3ギラヴァンツ北九州のファン参加型新体制発表が15日、北九州市内で行われ、田坂和昭新監督(51)が、昨年のワールドカップ(W杯)カタール大会からヒントを得たチームづくりによる就任1年目でのJ2復帰を誓った。
女性司会者から「坂田監督」と間違えて紹介されたことを逆手にとり、「監督になりました坂田です」とあいさつして、会場の大爆笑を誘ってスタートを切った。
リーグ開幕へは「ワクワクしている」といい、目標は「優勝が一番いいが、昇格できる位置でゴールを切れるようにしたい」と、2年ぶりの昇格を公言した。
目指すスタイルは、北九州のパスサッカーをベースとした上で「ショートパスでつなぐ崩しをアレンジしたい。ワールドカップじゃないが、ショートパスと縦に速いサッカーを想定している」と、W杯を参考に目指す今季のカラーを明かした。
さらに、大卒やユースからの昇格など新加入10人は「ハードワークができて、それに耐えられる人を選んだ」といい、チーム平均23歳の若さも武器で「スピードと運動量をピッチで思いきり出させたい」と意気込んだ。
昇格請負人に、2年ぶりのJ2復帰を託され「期待とプレッシャーを感じています」という。それでも、大分指揮官だった12年、6位からJ1昇格プレーオフの末、4年ぶりのJ1復帰に導いた実績など複数クラブでの豊富な指導経験を軸に「愛され、応援され、感動を分かち合えるチームにしたい」と前を向いた。
ユニホームコンセプトの「スパーク」のように、火花を散らして開幕ダッシュを成功させる。【菊川光一】



