日本プロサッカー選手会(JPFA)が新設した選手が選ぶ、選手のための年間表彰「JPFAアワード」が18日、初めて行われた。

JPFA会長の吉田麻也(34=シャルケ)がオンラインで取材に対応。この賞を新設理由に「これから日本が強くなっていくためには、どんどん多くの選手が海外に出ていかないといけない。Jリーグに所属してない選手もしっかり評価されるべきだと考えた」と話した。

吉田は昨年6月に会長に就任したが、12~20年に所属したプレミアリーグ、サウサンプトン時代からアイデアを温めていたという。同国の選手会が同様に表彰しているのを見て「選手が毎回記入して表彰される、ものすごく価値のあることだった」と実感。今回、初表彰を終えて「ついに、形にできてうれしい」と喜んだ。

各賞はJ1~3のベストイレブンと最優秀選手賞、リーグを問わずに選出する「JPFAカテゴリー」のベストイレブンと最優秀選手賞で構成。「JPFAカテゴリー」の最優秀選手賞には、日本代表MF三笘薫(25=プレミアリーグ・ブライトン)が輝いた。

吉田自身はベストイレブンに選ばれなかったが、その結果には納得。「僕自身も僕には入れていない。フェアな結果だし、これが切磋琢磨(せっさたくま)。僕自身悔しさもあるし、そこのポジションを取り返したいなと思っている。どこのポジションでもそういう刺激が起きたらいいなと思っています」。今後のモチベーションにし、他の選手にも広がっていくことを願った。

会長として新たな試みに動くのは、日本のサッカー界の発展を願うからこそ。昨年のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会での日本中の盛り上がりが続くように。「日本サッカー全体でこの熱を途絶えさせちゃいけない」と強く誓った。