WEリーグ新潟レディースは日テレ東京Vに1-3で敗れ、6大会ぶり5度目の決勝進出を逃した。

試合開始早々の前半3分、同12分と連続失点し、出ばなをくじかれた。後半は選手交代やシステム変更から流れをつかみ、後半6分にオウンゴールながら1点を返す。その後もMF滝川結女(23)を中心に反撃も、決定機を生かせずにいると同21分に突き放された。滝川は「決定力、実力差が出た」と悔しそうに声を振り絞った。

一発勝負のトーナメント。ここまで無失点で勝ち上がった新潟の守備に序盤、ほころびが出た。ボール支配率を上げ、ピッチを広く使う相手の攻撃に防戦一方となり2失点。後半は最終ラインを3枚から4枚にしたことで守備が安定。選手間の距離を改善しリズムをつかみ、相手陣地に押し込む時間帯を多くした。

攻撃をけん引した滝川に満足はないが「後半は相手のプレッシャーに大きく蹴り出すだけでなく、パスで回避できる時間も作れた」と話した。村松大介監督(45)も「完敗。すごく悔しいが皇后杯を通して得た部分と課題を確認し(3月再開の)リーグ戦につなげたい」と前を向いた。【小林忠】