湘南ベルマーレに忍者が2人いた。

ホームで開幕戦で1点を追う前半、エースのFW町野修斗(23)が左足で今季1号を決めた。見事なトラップから、しっかりとねじ込んだ。

すぐに堂々と、おなじみのゴールパフォーマンス。「忍者ポーズ」をバッチリ決めた。

後方には忍び寄る? もう1人の忍者の姿が。MF小野瀬康介が、右後方で控えめに“ニンニン”とばかりにポーズを決めていた。

ただ、主役は譲らない。町野は、その後、手裏剣を投げるようなポーズを付け加えてみせた。

昨年のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会では、出番がなく決められなかったポーズだった。

昨年12月には地元の三重・伊賀市の観光大使に就任。「僕は忍者の街(伊賀)で生まれ育ちました。伊賀市観光大使としてこれからも伊賀と忍者の発展に貢献できるよう頑張っていきたいと思っています!」。ホームと故郷、2つの地元を盛り上げる1号だった。

町野は5-1で勝利した18日の鳥栖との開幕戦に先発出場。ゴールこそなかったが「忍者ポーズ」のアップデートを公言していた。

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