J2東京ヴェルディは11日、前節7日にトランスコスモススタジアム長崎で行われたV・ファーレン長崎戦で、東京Vの一部サポーターが、当該試合会場の禁止事項である「観客席の上に立っての応援」「禁止エリアでの特定の応援行為」「スタジアム最前列の手すりをまたいで身を乗り出す行為」を行っていた、と発表した。

「当日、観戦をされた皆さまをはじめ、運営主管であるV・ファーレン長崎さまにご迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます」と謝罪し「当該サポーターグループには、当日コミュニケーションを取り、厳重注意をしております」と報告した。

合わせて「観戦ルールやマナーは、選手や観戦する皆さまの安全のために設けられております。ファン・サポーターの皆さまに上記を順守いただけるよう、東京ヴェルディとしてより一層啓発に努めて参ります」との声明を出した。

また、長崎側も「ホームゲームにおける観戦ルールの非順守の発生と今後の対応について」と題したリリースを出した。

ファン・サポーターによる観客席での喫煙や、缶ビールや酒類のビンを持ち込んでの飲酒行為が発生。スタッフが注意したという。

その上で「再三の注意にもかかわらずルール順守に協力いただけない場合は、退場などの罰則を適用させていただく場合があります。さらに一部ルールについては、損害賠償を請求させていただく場合もあります」と注意喚起した。