湘南ベルマーレFW福田翔生(22)がJ1デビューを果たした。
17日にJ3YSCC横浜(YS横浜)から加入したばかりの快速ストライカーの出番は、0-1の後半42分に訪れた。
「いろんな感情がありました。不思議な感じもあり、うれしい感じもあり」
カテゴリーを一つ飛び越してのステップアップ。1万361人が詰めかけた国内最高峰リーグのピッチに立ったが、「緊張感もありましたし、初めて大勢の中でプレーしましたけど、意外とすんなり入れた。スピード感も慣れてきて、自分の中ではいい感じだと思いました」と雰囲気に負けなかった。
本来のFWではなく、トップ下の位置で投入されたが、持ち味のスピードを生かしてチームに勢いをもたらした。山口智監督からは「アグレッシブにやってこい」と送り出され、攻守に積極的にプレーした。
トレードマークは黒手袋。祖母からもらったもので、大事にしており、祖母が画面上でも自分をわかりやすいようにと、暑くなっても着用してプレーしていた。最近は猛暑で熱中症気味になったこともあり、着用を辞めていたが、この日はソックスの中に入れたという。「J1デビューだったので、ソックスに入れてデビューしたぞっていう感じです」。
チームは浦和レッズに敗れたことで、最下位を脱出できず、降格争いに巻き込まれている。「とにかく得点やアシストでチームに貢献したい」。昨季J3FC今治で契約満了を経験してから、J1に上りつめた不屈の男が湘南に新しい風を吹かせる。【佐藤成】



