セレッソ大阪の元日本代表MF香川真司(34)が、名古屋戦の快勝に「勝ち点3以上の意味がある」と振り返った。

順位は6位のままだが、2連勝で勝ち点42に伸ばしたC大阪は、3位名古屋と3差、首位横浜とは8差、2位神戸とは7差に接近したことで、残り9試合へ、上位進出の望みがふくらんだ。

「(上位対決の)ビッグマッチに絶対に負けられなかった。重圧のかかる試合だったが、しっかり勝ち切れたのはよかった。こういう試合に勝たないと上にいけないのは、みんな自覚していた」

香川は22試合連続で先発のピッチに立ち、前半途中までは名古屋の強度の高いプレーに自由を奪われていたが、その後はプレスをうまくかわし、ゴール前へも進入。総走行距離は約11キロでチームトップだった。

同点で迎えた後半、MF上門の勝ち越し点、FW北野のダメ押し点は中央から崩したもの。これまでサイド攻撃に偏り気味だったチームだけに、香川は「練習していたことだし、結果に表れ、大きなゴール」と話した。

途中出場で今季2点目を決めた北野も「自分の形、よさを出すゴールがほしかった。イメージ通り」と、FW渡辺のスルーパスに対応し、ストライカーらしい右足を振り抜く会心の得点にうれしそうだ。

けがの影響で最近はサブに甘んじていたDFマテイヨニッチは、6試合ぶりに先発した。22試合連続で先発していたDF鳥海が急きょ欠場したためだが、クロアチア人助っ人は「久々の先発で試合勘が不安だったが、多くのサポーターの前で強敵から勝ち点3を取れてよかった」と安堵(あんど)の表情だった。

「先発で出ていなかったマテイ(ヨニッチ)や、途中から出た(北野)颯太が活躍したのは、勝ち点3以上の意味がある」と香川。主将マークを巻いたレジェンドは「次は川崎F。負けられない試合が続く」と、9月2日の次節を見据えた。