清水エスパルスは1-1でブラウブリッツ秋田と引き分け、10戦負けなし(7勝3分け)となった。

勝てば、今季初めてJ1自動昇格圏内の2位に浮上していた一戦で悔しいドロー。試合後、秋葉忠宏監督(47)は「選手同士の距離感をもう少しよくやれればよかった」と唇をかんだ。

前半は相手の堅固な守備に苦戦。攻撃のテンポが作れず、我慢の時間が続いた。FWチアゴ・サンタナ(30)とFWオ・セフン(24)の2トップも機能せず。前半は見せ場なく無得点で折り返すと、後半の立ち上がりを狙われた。

同3分、CKからGK権田修一(34)がパンチングミス。クリアしきれず、オウンゴールで先制点を許した。1点を追う状況で秋葉監督は攻めの采配を見せる。同12分に選手3人を同時交代。システムも4バックから3バックに変更した。布陣を変えると、徐々に相手を押し込んだ。ボールを保持しながら試合を掌握。セットプレーのチャンスを得ると、28分に右CKからMFカルリーニョス・ジュニオ(29)がヘディングで押し込み、同点。ブラジル人助っ人の3試合連続ゴールで試合を振りだしに戻した。

だが、反撃は1点止まり。追加点は奪えず、最低限の勝ち点1獲得にとどまった。カルリーニョスは「アウェーでも勝ち点3がほしかった」。次戦以降は2試合連続でホームでの試合が控えている。指揮官は「残り10試合、勝ち続けるためのいい準備をしたい」と気持ちを切り替えた。【神谷亮磨】