高校年代最高峰のリーグ戦が約2カ月ぶりに再開した。

今夏の県総体王者で同リーグ首位の静岡学園は大津(熊本)に0-2で完敗。主力含むメンバー12人の欠場が大きく響いた。最下位・磐田U-18は、米子北(鳥取)に3-4の逆転負け。県勢2チームが、そろって黒星スタートとなった。

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静岡学園が痛い1敗を喫した。後半戦の初戦となったこの日、負傷やインフルエンザで主力選手を含むベンチメンバー12人が欠場。代わって公式戦経験が少ないフレッシュなメンバーが出場した。試合の序盤こそアグレッシブなプレーを見せたが、素早い攻守の切り替えや、ゴール前の決定力に苦しむ時間が続いた前半26分、GKの頭上を抜く技ありのループシュートで先制点を献上。さらに後半42分には追加点を奪われ0-2。攻めてはシュート本数7対14と苦戦し、相手DF陣の堅守に屈した。

川口修監督(50)は「(今日は)実力通り。しょうがない」。9月末まで苦しい台所事情が続く見込みにも「選手は悔しい経験を成長につなげて欲しい。これからが大切」と期待を込めた。攻撃の中心を担うエースFW神田奏真、MF高田優(ともに3年)が欠場。期待を背負うMF志賀小政(3年)は「全然駄目だった。1週間で修正し、次こそ自分が攻撃でチームを引っ張っていく」と前を向いた。

リーグ戦績は8勝2分け2敗。4月の第3節(1●3米子北)以来、9試合ぶりの敗戦となったチームは首位をキープも、2位との勝ち点差は「3」に縮まった。次節9日のアウェー横浜FCユース戦に向けてMF大村海心(3年)は「練習からプレーの質をもっと上げ、次こそゴールを決める」と力強く語った。【山口昌久】