元日本代表FWでタレント前園真聖(50)が18日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)にレギュラー出演。現役GKのJ2清水の権田修一(34)のコメントに同調した。
番組MC東野幸治(56)から「(アジア杯の)日本-イラン戦で前園さんの熱血解説もあったんですが」と語りかけると、前園も「権田選手の意見も聞きたいですね」と現役選手の声をリクエストした。
権田は「前回のアジア杯(2019年1月)は試合に出ているんですけれども、国と国のプライドのぶつかり合いで、ボクらイランに勝っているんですよ。3-0で勝ってるんですよ」と準決勝で勝利したことを話し「彼ら(イラン代表選手)はその悔しさを持っていたんじゃないか、と。ただ、前回、ボクらが勝ったときはイランがアジアで一番強いという感覚だったので、まずはしっかり守ろう。3得点も相手が攻めてきてカウンター、相手が攻めてきてカウンター、という流れだった」とイランの選手が5年前の敗戦を引きずっていたという予測を立てた。
さらに今回の日本代表の戦い方について「今回はそう(引いてカウンター戦法)ではなく、日本の方がしっかりボールを持って、自分たちのサッカーで、イランが強い相手ですけど、それを上回ろうという戦い方をしたので、負けたのはボク自身も悔しかったですけど、ポジティブなのは、これは次につながる負け」と話して「ボクらは一番大事なのはワールドカップで勝つこと。そのためにもここで負けておいて良かったとワールドカップで言えるような体制になるじゃないかなぁと思っている」とチームが進化する過程にあるということを話した。
感心した東野は勢いで熱く語った前園を見ながら「コメントに温度差がありますよね」と語りかけると「着地点は一緒。ワールドカップで勝つというゴールは一緒」と右手で権田を指して、ちょっとニヤけてうなずいていた。