WEリーグ、アルビレックス新潟レディース橋川和晃監督(53)が28日、聖籠町のクラブハウスで今季の総括会見を行った。初の女子サッカーの監督に就いた1年目は13勝2分け7敗。チーム始動当初に掲げていた「勝ち点40」の目標を超える「勝ち点41」を積み上げ、クラブ最高の4位でフィニッシュした。
橋川監督の主な一問一答は以下の通り。
-今季を振り返って
「選手たちに『本気でトップ3を目指さないか』という問いかけから(今季が)スタートした。その時の選手は本当に目をキラキラ輝かせながら『やりたい』って純粋な気持ちでうなずいてくれた。残念ながら4位っていう結果に終わったことについては、本当に悔しい。ただ、選手たちはアリの1歩を続けてくれて、勝ち点41まで積み上げてくれたことはすごく誇りに思うし、すごいことをやったなと思ってる」
-女子サッカーを指揮するのは初
「いろんな集団を扱ってきたが、選手たち1人1人に個性があって、コミュニケーションを取りながら良さを引き出して、課題を一緒に克服していく。そういった意味で、マネジメントとしては何も変わりはないなと率直に思った。ただ、パワーやスピードがないのでその分、細かくサッカーを緻密に作り上げる面白さや難しさはあった」
-指揮を執る上で大切にしたこと
「やっぱ選手が主役なので。こちらとしてプレーの基準は与えるけど、基準の中で選手が自分たちでしっかり判断する。その判断を引き出してあげる。そして良さを引き出してあげることは常に心がけてやっていた」
-ターニングポイントになった試合は
「いろんなターニングポイントはあったと思うけど、WEリーグカップ戦のINAC神戸戦(10月1日、1-0)で、内容的には完敗だったけど、そこで1勝を取れたことは大きかった。あとは同じカップ戦の大宮アルディージャVENTUS戦(9月17日、2-2)は体調不良者がいて、ベストメンバーが組めない中、リザーブだった選手たちが頑張って引き分けにしてくれた。カップ戦に勝負をかけてたこともあって、この2試合で結果を残して決勝までいけたことが大きかったし、これがリーグ戦でもプラスになった」
-ホーム平均観客数が昨季から倍以上に(810人→1762人)
「8勝3敗(リーグ戦のみ)とホームで圧倒的に勝てたのは、背中を押してくれたファン、サポーターのおかげ。アウェーでも多くの方が来てくださった。何より選手たちが頑張って、勇敢に戦って、それをファンの方が見て、また応援してくれる。この繰り返しがあって、またクラブのスタッフたちも頑張って、いろんな意味があって観客が増えて、すごくありがたい。(来季は)開幕5000人プロジェクトですね」



