北海道コンサドーレ札幌が29日、ミハイロ・ペトロビッチ監督(66)の今季最後までの続投を表明した。クラブの公式ホームページを通じて三上大勝代表取締役GM(52)名義で声明を出した。「北海道コンサドーレ札幌にかかわる全ての皆さまへ」と題し、「クラブは、今シーズンの最後までミシャ監督と戦う決意をしました」とつづった。

ペトロビッチ監督体制7年目の今季、現在J1で2勝5分け9敗でJ2降格圏内19位と苦しむ。続投方針の理由を「ミシャ監督で継続してやっていくことがJ1残留につながると、改めて感じました」としている。「今シーズンをクラブとミシャ監督との集大成として考えています」と位置付けている。

選手やスタッフには、28日の練習前に行われたクラブハウス内でのミーティングで三上GMから直接、クラブとしての方針を伝えられた。

声明の全文は以下の通り。

北海道コンサドーレ札幌にかかわる全ての皆さまへ

 

日頃よりクラブを支えてくださるファン・サポーターの皆さま、パートナー企業の皆さま、道内各自治体や協力企業の皆さま、北海道コンサドーレ札幌にかかわる全ての皆さまへ、いつもご声援とご支援をいただき、心より感謝申し上げます。

クラブは、今シーズンの最後までミシャ監督と戦う決意をしました。

4月26日、サポーターの皆さまとオンラインミーティングを開催しました。その中で、5月までの試合で勝ち点7を積み上げ、降格圏を脱するという目標をお伝えしました。実際には、獲得した勝ち点は5、順位は19位と、目標に届きませんでした。達成できなかった理由や課題をチーム内で共有するとともに、選手の想いを再確認しました。J1残留を成し遂げる方法を検討するに当たり、最も重要なことは実際にプレーする選手たちの想いだと考えたからです。その結果、このスタイル、ミシャ監督で継続してやっていくことがJ1残留につながると、改めて感じました。

敗れた鹿島戦後、選手たちが自主的にミーティングを行い、ロッカールームで真剣に話し合う姿を見ました。選手同士でより言うべきことを言い、要求し合う真のチームになろう。今のサッカースタイルを貫き、信じることがこの状況を脱する、というものでした。それらを踏まえ、今シーズンはミシャ監督とやっていくことを確認した上で、既にチームは再スタートしています。この選手たちを信じつつ、クラブができることとして、より競争力を高め、J1残留につなげるための選手補強も検討しています。

経営状況もありますが、リーグ戦でのJ1残留を何よりも第一優先とし、ルヴァンカップや天皇杯なども含めて、今シーズンをクラブとミシャ監督との集大成として考えています。

改めてファン・サポーターの皆さま、クラブにかかわる全ての皆さまとともに、選手、スタッフとで同じ方向を向き、同じ目標に向かって戦っていきたいと思います。この苦しい時こそ、一体感を持って前に進みたいと思います。引き続き、北海道コンサドーレ札幌へのご声援とご支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

株式会社コンサドーレ

代表取締役GM〓三上大勝