高校総体サッカー県大会決勝が6月2日午後1時から袋井・エコパスタジアムで行われる。連覇を狙う静岡学園と、6年ぶり優勝を目指す藤枝東が激突。両校のエースがキーマンになる。静岡学園FW大木悠羽(ゆう、3年)と藤枝東FW湯山大輔(3年)は、中学時代に清水ジュニアユースで2トップを組んだ。ともに背番号「9」をつける2人が全国切符を懸けた大一番で勝利に導くゴールを誓った。
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静岡学園の大木は静かに闘志を燃やしている。決勝ではかつてのチームメートだった湯山との対戦も注目されるが、「特にライバル視はしていない」と言い切った。中学時代は2トップを組んだ相棒。「ポストプレーとゴールへの嗅覚はすごい」と実力を認めつつも、「僕はスピードとパンチのあるシュートが得意」と、自身の武器で勝負するつもりだ。
常葉大橘との準々決勝はベンチスタートだった。大木は「結果を出せていない自分のせい」と受け止め、出番に備えていた。富士市立との準決勝で先発復帰すると、クロスバー直撃の強烈ミドルを放つなどゴールへの強い思いをピッチで体現。後半追加タイムにはPKでダメ押しの3点目を奪い、「もらったチャンスで結果を出せたことはよかった」と手応えを示す。
2年生で臨んだ昨冬の全国選手権では1回戦で途中出場。大舞台での経験を最終学年の今年に生かす。1月の新人戦決勝では勝利を決定付ける追加点を奪い、優勝に貢献した。チームが目指すのは大会連覇と、今季2冠目となるタイトル。攻撃陣を引っ張る点取り屋は「前の選手が点を取れば絶対に勝てる。チームのためにプレーしてゴールも目指したい」と力を込めた。【神谷亮磨】



