ベルギー1部ルーベンから1年半ぶりに鹿島アントラーズに復帰したMF三竿健斗(28)が18日、オンラインで取材に応じ、古巣復帰への思いを語った。
欧州挑戦を続ける選択もあった中での決断で「必要としてくれて、鹿島に帰ってプレーするのが、今の自分にとって成長するために必要なことだとの結論に至った。必要としているクラブのためにプレーしたい気持ちが強くなって決断した」と明かした。DF安西幸輝からは「まだ帰ってくるな」と言われていたそうだが「僕の人生なので、やりたいようにやろうと決断しました」と笑った。
欧州では監督が頻繁に交代するのが常。1年半の間で6人の指揮官の下でプレーした。23-24シーズンは20試合1得点で、出場時間は856分。出場機会は決して多くなかった。
監督に直接「何が足りないか」「何を改善したらいいか」と聞きに行ったこともあった。それでも監督から「これ以上求めることは出来ない。練習からしっかりやってるからそのままでいい」と言われた。
「思っていた回答とは違う。引き続き練習でやってたけど、これは合わないんだろうな、と感じて。割り切って、この監督でなくなったときに自分の良さを出せるように、とにかく自分の中で課題に取り組んで。目先も大事だけどその先を見ながらやっていました」と振り返る。
欧州での1年半で、複数の監督の下でプレーし、考え方やプレーの引き出しが増えたことに手応えを感じている。現在、鹿島でも出場機会がない若手がいるが、自身の欧州での経験を還元するつもりだ。「試合に出られないと自信はなくなる。練習の中で、(若手)選手がいい自分らしさを出せたとき、今良かったぞ、と意識的に伝えている。帰ってきたことでそういう選手がもう1回、復活できるようになればチームとしてのレベルが上がる。出てる人だけでなく、他の選手も含めて勝ちに行くことをもう1回、出して行ければ」。
19日に選手登録が完了すれば、20日のFC東京戦(カシマ)から出場可能だ。【岩田千代巳】



