ジュビロ磐田がホームで意地を見せ、難敵を撃破した。前半38分にPKで先制点を献上。その後の押し込まれる時間を耐えしのぎ、少ないチャンスを確実に仕留めた。
1点を追う後半32分、右クロスをMF山田大記(35)が左足で流し込み、同点とした。反転しながらゴール左隅に決める技ありの1発で追いつくと、同44分には右クロスをMF古川陽介(21)が左足で押し込み、逆転。追加タイム11分を耐え抜き、6試合ぶりの白星を飾った。
試合後の会見で横内昭展監督(56)も安堵(あんど)の表情を浮かべた。「しばらく(勝利を)お待たせしてしまったので。今日はサポーターと一緒に勝利を喜び合えて本当によかったです。少し納得いかないジャッジを選手が受け入れ、絶対に逆転するんだという意地みたいなものををピッチで出してくれたと思う。選手の努力が報われてよかった」
試合前までJ2自動降格圏だった順位は17位に浮上。巻き返しへのきっかけとなる貴重な勝ち点3となった。次戦は首位町田ゼルビアと対する。6試合ぶり今季2号を決めた古川は「魂の戦いの中で決勝点を取れたことは前向きに捉えている。ゴール前の仕事にこだわってやっていきたい」と先を見据えた。【神谷亮磨】



