アルビレックス新潟がアウェーで川崎フロンターレに1-5で大敗を喫し、今季初の3連敗となった。
前半14分、同18分に連続失点。後半は終了間際に途中出場のFW太田修介(28)の今季2得点目で1点こそ返したが、好機で決めきれずにいると集中が切れたように次々とゴールを割られた。松橋力蔵監督(56)は「(川崎Fに)見事にやられた。守備でやられた部分もあったが、ボールの奪われ方の悪さを防ぎきれなかった。攻撃のエラーを修正し切れなかった自分の責任」と悔しさをにじませた。
松橋監督は新潟と似たポゼッションスタイルを展開する川崎F戦に向け、「攻撃の質で上回りたい」と真っ向勝負をイメージしていた。しかし、前半12分過ぎにDF舞行龍ジェームズ(36)が最終ラインから前線に送った縦パスが雑になったところを奪われてカウンターを受けると、最後はペナルティーエリア内でGK小島亨介(27)が相手を倒してPKを献上。警戒していたはずの速攻の形から先制を許した。
その後もビルドアップでエラーが続出。敵陣に前進できずにいると、0-1の同18分にゴール中央で次々とパスを回されて棒立ち状態になり、追加点を許した。古巣戦を前に、舞行龍は「(チームの)攻撃のポテンシャルを引き出すためにも、しっかりと守備を締めたい」と意気込んでいたが、今季リーグ戦最多の5失点。試合後は、ガックリと肩を落とした。勝ち点2差をつけていた相手に痛恨の完敗。順位もひっくり返された。
大量失点で敗れたが、0-5の最終盤に途中出場の太田とMF星雄次(32)のコンビで1点を返せたことはポジティブか。来月9日、13日にはルヴァンカップ準決勝で再び、川崎Fとマッチアップする。初の決勝進出に向け、松橋監督は「開き直るわけではないが、ルヴァンでもう2試合戦える。もう1度チャレンジさせてもらい、今度は我々の勝利をファンに届けたい。何度やられても倒れたままではいけない。何度でも立ち上がっていく」と強い決意を言葉に込めた。



