プレミアリーグ残留を決めている静岡学園は、神村学園に2-2で引き分けた。今季最終戦を飾ることはできなかったが、5月のリーグ戦と今夏の全国総体準々決勝で敗れた相手から勝ち点1を奪取。川口修監督(51)は「これまでは圧倒されてきた相手。少しずつ追いついてきたのかなと思う」と一定の評価を与えた。
0-1の後半6分にMF天野太陽(3年)が、クロスを左足で合わせた。1-2とされて迎えた同36分には、CKからDF岩田琉唯(3年)がこぼれ球を押し込む。先行を許す厳しい展開の中、意地の2発で食らいついた。天野は「2度追いついたことは良かったと思う」と顔を上げた。
さらに、左足第5中足骨骨折で離脱していたJ1川崎F内定のDF野田裕人主将(3年)が、時間限定で復帰。後半26分から約20分間プレーした。完全復活への1歩をしるし「痛みもなくできた。プレースピード、試合勘をもっと上げていきたい」。欠かせない戦力の帰還も収穫となった。
今月28日には、3度目の日本一を目指す全国選手権が開幕する。指揮官は「まだ簡単なミスがある。決定機を決めきる力も課題」と広島国際学院と対する29日の初戦を見据え、反省も忘れなかった。【前田和哉】



