首位柏レイソルが敵地で4位の鹿島アントラーズに2-3で敗れ、3位に後退した。2点ビハインドを追いつき、PK獲得で逆転チャンスもあったが生かせずに試合終了間際に勝ち越しを許した。

試合後、リカルド・ロドリゲス監督は「サッカー界では、このようなアクシデント的な敗戦がある。難しい状況で内容で相手を上回るプレーができた。このような内容のプレーをした場合、10試合戦えば、9試合は勝つ。アクシデント的に1試合負けることもある。その1試合が今日だったと解釈している」

前半から激しいプレスで立ち向かってきた相手に苦労し、前半5分に自陣でボールを失ったところからロングシュートを決められて、先制を許した。

その後は相手がブロックを構えてゴール前を固めてきたため、ボールを保持して攻め込む。チャンスを決めきれないでいると、同39分にセットプレーから2点目を失った。

同43分に右サイドからMF久保藤次郎がカットインし、こぼれ球をMF小屋知哉がふわりと浮かせて技ありゴールを決め、1点返す。

1点ビハインドの後半も攻め込む。主導権を握るが、なかなかゴールを割れない。途中交代のFW瀬川祐輔が結果を残す。同32分に出場すると、直後にゴール正面で縦パスを受け、絶妙なタッチで前を向くと、強烈な無回転シュートをニアにぶち込み、土壇場で追いついた。

さらにチャンスは続く。同37分にMF中川敦瑛のシュートが相手MF樋口の手に当たり、PKを獲得。逆転のチャンスでキッカーは小屋松が務めた。しかし、枠外にボールを飛ばしてしまい、試合後は涙。直後から相手の猛攻を受け、追加タイム4分に自陣でのミスから相手に勝ち越しを許して、勝ち点を落とした。

上位の直接対決で、シュート数も15本-6本と圧倒しながら、まさかの敗戦。ショックは大きいが、ロドリゲス監督は「チームを誇りに思う。このようなプレーを続けていくことこそ、タイトル争い、リーグ優勝につながると思う。これを続けていきたい」と前を向いた。【佐藤成】

【J1】鹿島-柏、東京V-町田、横浜-名古屋、G大阪-川崎Fなど/スコア詳細