サンフレッチェ広島が柏レイソルを3-1で下し、22年大会以来3年ぶり2度目の優勝を飾った。

今季リーグ戦は2度の対戦でともに引き分け。実力伯仲の好勝負が予想された中、広島がセットプレーで圧倒した。

前半25分、MF中野就斗の右からのロングスローをゴール前でDF荒木隼人が打点の高いヘディングシュートをたたきこみ先制した。

続く前半38分、ゴール前やや右寄りからのFK。約24メートルの距離からMF東俊希が左足を振り抜いた。ゴール右を突いたボールは柏GK小島亨介がセーブを試みたが、手に触れたボールはゴール右ポストをたたきインゴールへ飛び込んだ。

さらに前半アディショナルタイムの47分、再び中野の右からのロングスローをニアサイドでDF佐々木翔が頭でファーサイドへ流したところ、FWジャーメイン良が鮮やかな左足ボレーでたたき込み、前半だけで3ゴールを奪った。

広島の強度の高い攻守に攻め手を封じられた柏は、後半開始から3枚替え。ゴールへの推進力のあるFW細谷真大、MF仲間隼斗、小西雄大をピッチに送った。

両サイドを使った速い展開から細谷の得点力を生かそうとしたが、堅守を誇る広島は体を張った。ボールを握られてもローブロックを敷き、ゴール前のスペースを消して対応した。日本代表GKの守護神、大迫敬介や36歳のベテランDF塩谷司らも存在感を見せつけた。

後半35分に一瞬のスキを突かれ、柏FW細谷にスルーパスから左足で流し込まれた。1点を返されたが、さらに集中力を高めゴール前を固めた。かさにかかって攻め込んでくる柏の波状攻撃を懸命に守り、そして試合終了のホイッスルを聞いた。3-1で制した。

22年から就任4年目となる60歳のドイツ人、スキッベ監督にとっても3年ぶり2度目のタイトル。4強入りしている天皇杯での2冠も視野に入った。

【ルヴァン杯】決勝!柏が3度目の優勝/ライブ詳細