ベガルタ仙台がFC今治に2-3で逆転負けし、6位に後退した。自動昇格は遠のいたが、なおもプレーオフ圏内でJ1昇格まで望みをつなぐ状況が続く。

幸先の良いスタートを切った。前半7分、MF相良竜之介(23)の左サイドからのクロスにFM宮崎鴻(26)が頭で合わせ、早々にネットを揺らした。しかし、わずか4分後の同11分に安井に同点弾。同21分と37分にはヴィニシウスに続けてゴールを許し、1-3で前半を折り返した。

しかし、前節・鳥栖戦で戦力を1人欠きながらも2点差をひっくり返したイレブンは諦めない。後半21分に郷家友太(26)がPKのチャンスをしっかりものにし、1点差に迫った。試合終了が近づいてからも、CKから荒木がダイレクトに、武田のクロスから宮崎が、武田は直接フリーキックでゴールを狙うも、決定には至らず試合終了のホイッスルが響いた。

大逆転劇の再現とはならず、森山佳郎監督(57)は「ひとつひとつの出足のところで相手に上回られてしまった。分かっていてもヴィニシウス選手を止めることができなかった。チャンスはありましたけど決定機も相手の方が多かったのが残念…完敗です」と悔しさをにじませた。

試合終了後、厳しい表情でスタンドにあいさつへ向かったイレブンに、今治まで駆けつけたサポーターは拳を掲げ続けた。あと3戦、次戦はホームで熊本を迎える。「熱い熱いサポーターが後押ししてくれるので、勇気を持って、ここで下を向かずに胸を張ってチャレンジしていきたいと思います」と森山監督。切り替えて、目の前の勝利に懸ける。