J2ジュビロ磐田が劇的勝利を挙げ、逆転でのJ1昇格プレーオフ(PO)出場を決めた。今季最終戦は2-1で鳥栖を撃破。PO圏外の7位から5位に滑り込んだ。
劇的な幕切れだった。0-0で迎えた後半22分に右CKからDF松原后(29)がヘディングで先制点。だが同43分に失点し、追いつかれた。引き分けではPO出場が消滅する窮地を、ブラジル人助っ人の2人が救った。
失点から2分後の45分。カウンターからFWマテウスペイショット(30)が抜けだし、右サイドのDFリカルドグラッサ(28)に展開。パスを受けたグラッサは左足でゴール右隅に流し込み、再びリードした。その後は2度のピンチを守備陣が体を張って死守。決勝点を挙げたヒーローは「本当に幸せな瞬間だった。チームの力になれたことがよかった」と興奮気味に振り返った。
アウェーでの鳥栖戦はクラブとして2度のJ2降格を味わった「因縁の地」だった。過去の悪夢も帳消しにする白星を挙げ、J1昇格に望みをつないだ。7日の昇格PO初戦は4位徳島が相手。勝利だけが求められる敵地戦に向け、安間貴義監督(56)は「次の1試合。まずは次の1試合ですね」と表情を引き締めた。



