<ナビスコ杯:鹿島1-0大宮>◇1次リーグ◇4日◇カシマ

 鹿島MF柴崎岳(19)が、左太もも裏を痛め途中交代した。前半41分、相手ボールを奪おうとパスカットで左足を伸ばした際、太もも裏に痛みを感じ、そのままタンカで退場した。試合後はジャージー姿で歩きながら引き揚げ、重傷には至らなかった模様。柴崎は「前にも痛めたことがあるところ。メディカルと話をして(検査を受けるか)決めたい」と話した。

 それでも、ピッチでは存在感を見せていた。前半31分にスルーパスを送り、FW興梠慎三(25)のゴールのきっかけをつくった。「おれのパスで決めた訳じゃないけど、イメージ通り。今日はあれしかなかった」と振り返った。