京都が来季補強の目玉として元日本代表候補の流通経大3年のGK林彰洋(21)の獲得に乗り出していることが7日、分かった。林はオシム監督時代の07年に日本代表候補合宿に参加したこともある。同年のU-20W杯に出場し、昨年の北京五輪では予備登録された将来を期待されるGK。淡路島合宿中の16日から練習に参加する予定だ。

 既に鹿島、広島の練習に参加した。昨年3月にはフランス1部のメツに留学した経験もあり、複数クラブの争奪戦が予想される。今年1月初旬に加藤監督自らが流通経大の公式戦へ視察に訪れ、ラブコールを送った。「北京世代の選手をできるだけ多く獲得したい。若い力がクラブを活性化する」と加藤監督。今季は北京五輪でゴールを決めたFW豊田の獲得に成功。来季は林の獲得も狙い、さらなるチーム強化を図る。