元サッカー日本代表監督で17日に亡くなった森孝慈氏(享年67)の葬儀・告別式が22日、東京・世田谷区の斎場で行われた。銅メダルに輝いたメキシコ五輪組や日本代表監督時代の選手ら約480人が参列。日本協会の小倉会長は「プロ監督の必要性を説くなど、プロ化のきっかけを作ってくれた」と、Jリーグ誕生前の日本リーグ活性化委員会での思い出を口にした。

 出棺時には、加藤久、田中孝司、西村昭宏、原博実各氏らロス五輪、メキシコW杯予選時に「森ファミリー」と呼ばれた代表選手が棺(ひつぎ)を担いだ。W杯南アフリカ大会日本代表監督の岡田武史氏は「試合以上に、その後に森さんたちと飲んだり、食べたりしたのが思い出」と話していた。