韓国はガーナに敗れ、3大会ぶりの決勝トーナメント進出が厳しくなった。

試合終了直後には、主審に激高したパウロ・ベント監督にレッドカードが与えられる事態に。韓国メディア「スポーツソウル」は試合後、「ソン・フンミンにレッドカードを与えた主審、ベントにも取り出した…曖昧な判定に国内ファン怒り」との見出しで速報した。

問題となった場面は、後半ロスタイム10分台。ガーナの選手に当たったボールがゴールラインを割った。韓国がラストプレーとなるCKを獲得したかに思われたが、ここでアンソニー・テイラー主審が笛を鳴らし、試合終了となった。

まさかの幕切れに、ベント監督は激高。主審に詰め寄って猛抗議すると、レッドカードを提示された。

同メディアは、テイラー主審が、19年のプレミアリーグで、ソンフンミン(孫興民)にレッドカードを与えたことがあると紹介。その上で「ベント監督にもレッドカードを見せながら、もう1度、韓国サッカー界に良くない記憶を埋め込んだ」という趣旨の言葉を続け、怒りをにじませた。