フジテレビ系で5日深夜に生中継されたサッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝トーナメント1回戦、日本対クロアチア戦(午後11時番組開始、深夜0時キックオフ)の平均世帯視聴率が、5日午後11時40分から150分間が34・6%(平均個人視聴率は20・2%)、6日午前2時10分から50分間が平均世帯視聴率30・5%(平均個人視聴率は17・5%)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。

毎分最高世帯視聴率は6日午前1時48分と51分に38・3%。毎分最高個人視聴率は同48分、50分、51分に22・2%を記録した。(いずれも関東地区)

日本は1-1からクロアチアにPK戦の末に1-3で敗れ、初の8強進出を逃した。前半43分、右ショートコーナーからMF堂安律が中央に上げたボールを相手がクリアミス、FW前田大然が押し込んで先制。だが後半11分、FWペリシッチがノーマークから放たれた右クロスを頭で合わせ同点。そのまま1-1で終え延長戦に突入した。その後も得点が入らずPK戦へ。

最初に蹴ったMF南野拓実、MF三笘薫が連続で失敗。4番目に蹴ったDF吉田麻也も止められ万事休す。試合後、FW浅野拓磨は泣き崩れたのをはじめ、選手たちは下を向いた。

同局が2日早朝に1次リーグの日本対スペイン戦(午前3時40分番組開始、同4時キックオフ)の平均世帯視聴率が22・4%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで判明。平均個人視聴率は11・8%だった。深夜0時以降の同局サッカー中継の世帯視聴率としては、11年7月17日のFIFA女子ワールドカップ決勝「日本対アメリカ」(午前3時35分~同6時30分)の16・9%を抜いて歴代最高をマークしていた。