アルゼンチン代表の主将を務めるリオネル・メッシ(32)が、チリとの3位決定戦を終えた後、地元のテレビ・インタビューで「汚職とレフェリーはみんながサッカーを楽しむということを許さなかった」と大会運営や主審を含め、大会全体を痛烈に批判した。
先発したメッシは、FWアグエロの先制点をアシストするなど、2-1の勝利に貢献した。だが、2-0の前半37分、相手DFメデルと小競り合い。互いに胸を突き出しただけだったが、主審は間髪入れずにレッドカードを提示した。1989年大会以来の3位で大会を終えたものの、14年ぶり自身2度目の退場に納得のいかないメッシは、銅メダル授与式には参加しなかった。
試合後にメッシは「汚職の一部になる必要はない」と、授与式に参加しなかったことを説明した。また、退場の判定について「イエローカードですべてが済んだ話だ。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が使用されなかった可能性だってある」とコメント。小競り合いに駆けつけた瞬間にレッドカードを提示した主審を批判。今大会は重要な判定で何度も使用されてきたVARを使った判定ではなかったと主張した。
0-2で敗れた準決勝のブラジル戦でも主審の判定に不満をあらわにしたメッシは「ブラジル戦も、今日の試合も良かった」と話したが「今大会はブラジルが優勝することが決まっている大会」と、開催国ブラジルが優遇されていると主張した。さらに「決勝では判定が影響することなく、ペルーが戦えることを祈っている。難しいだろうけどね。残念なことに、主審たちはブラジルのために動いている」と、爆弾発言で吐き捨てるように言った。
「僕らはよく戦ったと思う」と今大会の成績に一定の評価を下したメッシだが「今大会、明らかに僕らへのリスペクトが欠けていたため、苦しい大会となった。汚職とレフェリーはみんながサッカーを楽しむということを許さなかった」と最後まで怒り心頭だった。

