パトリック・ビエラ監督(46)を解任したプレミアリーグのクリスタルパレスが後任候補として、かつて同クラブやイングランド代表などを率いたロイ・ホジソン氏(75)と話し合いを行っていると、複数英メディアが報じた。

21年夏まで4年間、クリスタルパレスを指揮したホジソン氏は現時点で最有力候補だという。

ただクラブは早急に後任を決定しようとはしておらず、ザルツブルクで南野拓実を、アイントラハト・フランクフルトで長谷部誠、鎌田大地を率いたアドルフ・ヒュッター氏らも後任候補として名前が挙がっているもようだ。

クリスタルパレスは次戦19日アーセナル戦はU-21チームのパディ・マッカーシー監督が指揮を執る。

クリスタルパレスのスティーブ・パリッシュ会長はビエラ監督解任の理由について「パトリックはみんなに愛されていたし、今でも選手たちは彼のために走ることをいとわない。しかし何かが起きることはなかった。我々はチームが新たな刺激を受け、今までと異なるアイデアが生まれることに期待している」と話した。